Northrop Grumman Corp(NOC) ノースロップ・グラマンって何の会社?

NOC_logo NYSE

Northrop Grumman Corp(以下、ノースロップ・グラマン)は、防衛(軍事)企業です。
日本でも有名なロッキードマーチンなどといった企業と同じ軍需産業に属します。
両社とも全体売上に占める軍事領域の割合が80%を超えますが、上場していて、S&P500にも選定されているのが、日本人からすると違和感があるかもしれませんね。

ノースロップグラマンの事業は4つのセグメントに分かれていますので、一つずつ見ていきましょう。

航空システム~AeronauticsSystems~

監視と偵察(ISR)などに使用される自律型および有人航空機システムの設計、開発、統合、および製造を行っています。
この分野の主要な顧客は、米国空軍、米国海軍、その他の米国政府機関、および国際的な顧客です。

自律システム

戦略的・戦術的なISRミッションのための自律型航空機システムを設計、開発、製造、統合、維持を行っています。
無人機から本部に、ほぼリアルタイムで高解像度画像を提供する技術などがあります。

日本もRQ-4Bグローバルホークという無人航空機システムを2014年に採用しています。
最大60,000フィート(地上18キロ)を30時間以上連続で飛行しながら、各種データをセンサーから収集できます。

有人航空機

戦略的な長距離攻撃機システム、戦術戦闘機、空中戦闘管理システムを設計、開発、製造、統合を行っています。
例えば、米空軍の主力攻撃機の1つである「A-10サンダーボルトII」の開発にも寄与しています。

防衛システム~DefenseSystems~

兵器やミッション・システムの設計、開発、生産、統合、維持、最新化を行っています。
主な製品・サービスには、統合戦闘管理システム、兵器システム、ミッションシステムの維持・最新化、情報技術サービス、諜報活動などがあります。

例えば、米国および連合軍向けの中口径および大口径の戦術・訓練用弾薬を製造しています。

ミッションシステム~MissionSystems~

ミッションソリューションおよび多機能システムを提供しています。
主な製品とサービスにはC4ISRシステムがあります。
C4ISRとは、コマンド、コントロール、通信、コンピューター(C4)インテリジェンス、監視および偵察(ISR)を指します。

この分野では、例えば、ノースロップグラマンは米海軍向けに水上電子戦改善プログラムを提供しています。これにより、対艦ミサイルから水上艦を保護することができ、早期発見・信号分析・脅威警告に活用されています。

宇宙システム~SpaceSystems~

宇宙関連ソリューションの設計、開発、統合、製造、運用を行っています。
例えば、衛星の地球軌道への配置などが必要となる、ミサイル防衛システムを扱っています。

加えて、日本でも時たま耳にする「ICBM(大陸間弾道ミサイル)」の開発・維持をノースロップグラマンは前身の企業から続けています。

また、ノースロップグラマンの前身企業は、アポロ計画で使用された宇宙船の設計と製造を行っていました。

最後に

事業の大半が軍事であるため、事業のかなりの部分を米国政府に依存していることがリスクとして挙げられます。万が一、アメリカ政府が軍縮に動いた際には株価にダメージを与えるものと思いますが、可能性は低いでしょう。

コロナ禍においても、株価の下落は限定的であったため、何かの機会で安く買えたのなら、ずっとホールドしておきたい銘柄ですね。

※記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスをするものではありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました