Mosaic(MOS) モザイクは大手化学肥料メーカー!

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モザイクは、化学肥料メーカーです。
農業には、絶対に欠かせない必須成分というものがあり、チッ素(N)/リン酸(P)/カリ(K)の3つがそれにあたります。
モザイクは、そのうち、リン酸(P)とカリ(K)を使用した肥料や動物用飼料を製造販売しています。
世界40か国で事業を展開していますが、2018年1月にVale S.A.(ヴァーレ)というブラジルの企業のリン酸・カリ事業の買収したこともあり、アメリカとブラジルでのシェアが大きいです。
それでは、以下にモザイクの事業を見ていきましょう。

リン酸事業

リン酸をベースとした作物用栄養剤や動物用飼料原料を北米および海外で販売しています。
モザイクは、実に世界全体における年間リン酸生産量の約13%を占めています。
リン酸を用いた肥料の分野では、北米の年間生産量の約73%を占めています。

そもそも、リン酸とは、植物全体における生育に関わる成分で、不足すると実の成熟が遅れるなどの悪影響が出ます。
つまり、適度なリン酸を農作物の土壌に与え続けるということは、収穫量の最大化を目指すためには不可欠ということになります。
具体的な製品としては、モザイクには「MicroEssentials」や「Sus-Terra」というリン酸肥料があります。これらの製品は、作物に栄養素を効率的に供給することができる肥料です。

また、土壌やその他の肥料と混ざり合いやすいような形状にとなっており、リサイクル有機物を使用することでサステナブルな製品にもなっています。

また、原料となるリン鉱石はフロリダ州・ブラジル・ペルーで採掘しています。
採掘されたリン鉱石はフロリダ州・ルイジアナ州・ブラジルの工場でリン酸の最終製品に加工されます。

カリ事業

カリ(いわゆるカリウム)の生産において、モザイクは世界の年間全体の11%を占めています。(北米全体では約34%程度)

主に肥料として使用されていますが、工業用や動物用飼料としても使用されています。

カリは、葉の光合成で作られた炭水化物を根に送る役割に加えて、植物全体を丈夫にする働きがあります。カリが不足すると、葉の端から変色して枯れていき、実の質も低下します。

モザイクにおける製品としては、モザイクには「Pegasus」というカリを使用した肥料があります。

それ以外にも「Aspire」や「K-MAG」といったカリにホウ素やマグネシウムなどを合わせた肥料なども販売しています。

なお、モザイクのカリは、サスカチュワン州/ニューメキシコ州/ブラジルで採掘されています。

経営成績

2010年から2020年までの主な経営指標は以下の通りです。(単位:百万ドル)

ご覧の通り、本業の売上・利益は右肩下がりで、2018年に「Vale S.A.(ヴァーレ)」というブラジルの企業を買収したことで、一時的に増加しましたが、その後も右肩下がりの傾向は変わりません。

現金も同じく右肩下がりのため、現時点では有望な投資先とは言えないかもしれません。

※記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスをするものではありません。

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