Discovery,Inc.(DISCA,DISCB,DISCK) ディスカバリーはなぜ今高騰しているのか?

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Discovery,Inc.(以下、ディスカバリー)という企業をご存じでしょうか。
ディスカバリーチャンネルなどの番組は有名ですが、それが社名にもなっているというのを知っている人は少ないかもしれません。
ディスカバリーは、メディア企業として、コンテンツの製造と配信を行っている企業です。
実は2021年3月中旬現在、ディスカバリーの株価が高騰しており、2021年1月からと比較すると2倍以上になっています。
ホットな理由と併せて、その事業についても見ていきましょう。

ディスカバリーの事業

ディスカバリーは、毎年8,000時間以上のオリジナル番組を配信しています。
それらは世界220の国と地域、約50の言語で利用可能で、全世界で毎日2.5億時間も視聴されています。

そんなディスカバリーは大きく3つの領域でコンテンツを配信しています。

まずは、アメリカの有料TV事業です。(U.S. Networks)
アメリカは、テレビを有料で見る文化があり、ディスカバリーは20もの有料ブランドを配信しています。

2つ目は、アメリカ以外のインターナショナルの領域です。(International)
アジア太平洋地域・ヨーロッパ・アフリカ(EMEA)・中東・ラテンアメリカなどの地域でも
ケーブルテレビや衛星放送の配信に進出しています。

最後に、テレビに依存しない各種デジタルプラットフォームです。(Digital)
ストリーミングやTV Everywhere(TVコンテンツを各種媒体で視聴できるソリューション)などのサービスも展開しています。

なぜ、今株価が高騰しているのか?

冒頭にも記載したように、2021年3月中旬現在ディスカバリーの株価が高騰しています。
株価の高騰が始まった2021年当初のプレスリリースを見たところ、

まず、「discovery+」というサービスのリリースが発表されています。
アメリカ国内で、Amazon Fire TV/ Apple/Google/Microsoft/Roku Platform/Samsung Smart TVを通じて、ディスカバリーのコンテンツを視聴できるようになるということで、サブスクへの本格参入といったところでしょうか。

また、ボーダフォンとパートナーシップを結ぶことも発表しています。
これにより「discovery+」をボーダフォンが持つ約1億のターゲットにリーチすることができるようになります。

そして、「discovery+」は早々に1,000万のユーザを獲得したとのことです。

見てきたように、ディスカバリーの事業は従来のコンテンツビジネスです。
優良なコンテンツであるがゆえに、顧客へのアプローチを時代に合わせることができれば(現代ならサブスク)、これからも多くのファンに視聴してもらえるのでしょう。

経営成績

2010年からの2020年までのディスカバリーの主だった財務統計は以下の通りです。

2017年の営業利益・投資キャッシュフローの落ち込みは「Scripps Networks」というケーブルテレビの企業を買収したことが大きな原因であるようで、2018年からの成長に見事に繋がっています。

右肩上がりの成長傾向が見られるため、今後本格展開していくサブスクが波に乗れば、更なる成長を期待できますね。

※記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスをするものではありません。

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