Coty Inc(COTY) コティってどんなの会社?

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Coty Inc(以下、コティ)という企業の名前を聞いたことはありますでしょうか。
1904年創業の歴史ある美容製品メーカーです。
S&P500に選定されいた企業でしたが、2020年9月に除外されてしました。
近年の業績不振(コロナ影響含む)やそれに伴う時価総額の低下が理由として考えられています。
そんなコティは、一時は1株3ドル以下まで下落しましたが、2021年3月現在9ドル付近まで上昇しています。
そんなコティはグロース株と言えるのかどうか、事業内容を見て考えていきましょう。

コティは2つのセグメントを収益の柱としています。

ラグジュアリーセグメント ~Prestige~

美容製品メーカーであるコティが扱う分野は、フレグランス・スキンケア・カラーコスメです。
ラグジュアリーセグメントはその名の通り、高級路線です。

以下のような有名ブランドと提携しています。

  • BURBERRY
  • CALVIN KLEIN
  • GUCCI
  • Chloé
  • TIFFANY&Co. などなど

ラグジュアリーセグメントの2020年度の売上高は約$26億で、売上全体に占める割合は55%でした。
ただ、2019年度と比較すると約20%も減少しています。
コロナの影響で第四半期に、デパート・専門小売店などの重要なチャネルが閉鎖されたことが原因です。

リアル店舗の売上が減少する一方で、eコマースチャネルでの販売は増えました。
そのため、コティはネット販売に力を入れて始めており、またSnapChatやTikTokなどの通じたプロモーションにも注力し始めています。

コンシューマセグメント ~Mass~

ラグジュアリーセグメントと同様に扱う分野としては、フレグランス・スキンケア・カラーコスメです。

以下のような有名ブランドと提携しています。

  • COVERGIRL
  • adidas
  • RIMMEL
  • BOURJOIS
  • Sally Hansen
  • Max Factor

コンシューマセグメントの2020年度の売上高は約$21億で、売上全体に占める割合は45%でした。
前年比で約30%近くも売上は減少しました。
コロナの影響で量販店やドラッグストアへの訪問機会が減り、消費者が嗜好品よりも生活必需品の購入に注力したことが原因の一つとして分析されています。

コンシューマビューティーセグメントでもネット販売の割合が増加し、第四四半期単体では、売上の10%がeコマースでした。

最後に

コティはこれまでの多くの買収が、現在の経営不振の一つのようですが、2021年度はコストカット目標($2億)を掲げており、目標以上の数値($3億)を達成する見込みです。
また、Wellaなどの事業の売却も行っており、選択集中を行っています。

地域別の売上についても、アメリカが約40%、EMEAが約50%、APACが約10%と分散されています。
また、売上の割合は以下の通りです。

有名なブランドと提携していることから、安定した売上を見込めるため、コスト体制を改善できれば、収益も回復できるかもしれません。

個人的には、投資に向けた検討をしてみたいと考えています。

※記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスをするものではありません。

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