Clorox(CLX) クロロックスって何の会社?

CLX ロゴ S&P500

S&P500に選定されている「クロロックス(CLX)」という銘柄をご存じでしょうか。
40年以上連続して増配を続けていることで有名な企業ですが、どんな事業をしているのか知らない人は多いと思います。調べてみるとその事業の奥行と幅広さにきっと驚くと思います。
それでは見ていきましょう。

2020年度のクロロックスの売上は主に以下の4分野で構成されています。

HEALTH&WELLNESS

売上全体の41%をこの「HEALTH&WELLNESS」の分野が占めています。
家庭用洗剤や医療用製品やサプリメントがこの分野に当たります。

クリーナー・漂白剤がとくに有名です。

また、除菌シートの評判も大変よく、公式サイトでは評価件数53,000にも関わらず、4.8/5という評価でした。新型コロナウイルス対策にも使用できるようです。

医療分野は「Clorox Healthcare」という別ブランドで商品を販売しています。中でも消毒剤は米国の4,300もの病院で採用されており、高い人気を誇ります。

HOUSEHOLD

「HOUSEHOLD」は売上の27%を占める第二の柱です。

この分野で最も売れているのは、なんと「ゴミ袋」です。50%が再利用プラスチックでできており、製造する工場も再生可能エネルギー100%で稼働しているそうです。
CLXはサステナビリティにも力を入れている企業だということが、このことからもよくわかります。

次は「BBQ用の木炭」です。
日本でも木炭は販売されていますが、「BBQ用」となると中々見つけられないですよね。さすがBBQ大国アメリカです。その中でも90%以上のシェアがあるということで、驚きです。

LIFESTYLE

家庭用の食料品の分野で、全体売上の17%を占めます。
「HIDDEN VALLEY」というブランドがこの分野の柱です。オリジナルのソースやドレッシングなどを販売しています。

The Original Ranch®

「HIDDEN VALLEY」にはレシピサイトのサービスもあり、日本でいうところの「COOKPAD」などが近いかもしれません。レシピには動画があるものもあり、所要時間なども記載されていて親切です。

INTERNATIONAL

この分野では、米国外での売上を表しており、全体の15%が米国外で売上となっています。
アジアには、中国/韓国/香港/フィリピン/マレーシアには拠点があるようですが、日本には拠点がありませんでした。そのため、日本ではほとんど認知されていないのでしょう。外資に付け入る隙を与えていない、日本企業の努力を感じるべきなのかもしれませんね。

最後に

いかがだったでしょうか。

クロロックスに、「連続増配の優良企業」以外のイメージを持つことはできましたでしょうか。
米国売上比率が85%と高い企業ではありますが、その商品ラインナップの幅広さは凄まじく、力強さを感じました。日用品が多いが故に、景気に左右されにくく、これからも継続して成長していきそうな企業だと感じました。

※記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスをするものではありません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました