Aon plc(AON) エーオンって何の会社?

AON_logo NYSE

Aon plc(以下、AON)は、世界第二位の保険ブローカーです。
保険代理店が、保険会社からの委託を受けて保険を販売するのに対して、保険ブローカー(仲立人)は、顧客からの委託を受けて保険を調達します。
日本にはあまり普及していない分野のため馴染みがありませんが、売上高は$110億と大きく日本最大の保険代理店の「ほけんの窓口」の売上が300億円程度なのと比較するとその規模の違いが分かりますね。
AONはイギリスの会社ですが、NYSEに上場しており、S&P500にも採用されています。

それでは、エーオンの事業分野を見ていきましょう。

商業リスクソリューション

様々な業界に対して、抱えるリスクを適切に識別・定量化・管理するのソリューションを提供しています。
平たく言うと、色んな事柄に対しての保険を提供しています。
具体的には、以下のような保険があります。

  • 弁護士保険(弁護士に対しての損害責任保険)
  • ペット保険
  • 誘拐/身代金保険
  • サイバーインシデント保険
  • 取締役および役員の賠償責任保険

これらはほんの一例で、AONは様々な特殊分野にも保険を提供しています。

再保険ソリューション

再保険とは、保険会社のための保険と言えます。
巨額の保証が発生した場合、再保険をかけておくことで、その負担を肩代わりしてもらうことができます。
AONは、航空・商用車・建設分野などで再保険を扱っています。
その他にも、洪水・テロといった興味深い領域も扱っています。

スエズ運河のタンカー船座礁の際に、保険金の話題が出ましたが、こうした大型事業には再保険が掛けられている場合が多いようです。(一発で保険会社が傾いてしまうため)

リタイヤメント・ソリューション

世界中の機関に対して、「退職」に関するコンサルティングなどを行っています。
例えば、確定給付型年金・確定拠出型年金・財団など運営機関に対し、資産運用に関するアドバイスなどを提供します。

ヘルスソリューション

機関がそれぞれの従業員に提供している福利厚生サービスについて、
より効果的なサービスにするため戦略を考える事業を行っています。
他には、健康保険の維持・管理に関するコンサルティングも行っています。

最後に

これまで見てきた4つのソリューションと並んで、それらを下支えするデータ・分析サービスが展開されています。
総括すると、AONの事業マップは以下の通りです。

保険は統計学などを用いて、保険料が算出されるそうですが、
統計が取れないような特殊な事象に対しても保険を提供しているのAONの強みですね。
事業領域が多岐に渡るため、安定した右肩上がりの成長が見込めると感じました。

※記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスをするものではありません。

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