Altria Group(MO) アルトリア・グループはタバコだけじゃない!

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日本では、JTが高配当利回りで有名ですが、アメリカでもタバコを扱う会社の配当利回りは大きいです。2021年3月現在、アルトリア・グループ(以下、アルトリア)の配当利回りは7.8%とかなり高いです。タバコという製品の性質上、投資に際してはよくよく考えを巡らす必要がありますが、この高利回りはやはり魅力ですよね。投資する前に少しだけ、当ブログでアルトリアの事業内容をみてみましょう。

アルトリアの事業内容は大きく4つに分けられます。

タバコ事業

言わずと知れた「マルボロ」などの人気銘柄を扱うたばこ事業がアルトリアのメインの事業です。

  • フィリップ・モリスUSA ~Philip Morris USA~

そもそものルーツは19世紀のロンドンだったのですが、1902年にアメリカに進出しました。1960年時点では、当時の米国6大タバコ会社の中で最も規模が小さかったのですが、1983年には収益と市場シェアの面で米国最大のタバコメーカーに成長しました。

最も有名なブランドは「マルボロ(Marlboro)」です。

ちなみに、日本でマルボロを販売しているのはフィリップ・モリス(Philip Morris International)で、Philip Morris USAとは別会社です。フィリップ・モリスは、元々は同じ会社でしたが、2008年に外国向けの会社としてスピンオフしました。これまたちなみに、フィリップ・モリスもS&P500に選定されている上場企業です。

また、フィリップ・モリスUSA公式HPの情報によると、米国のタバコ小売市場のシェアは49.2%でそのうちの43.0%がマルボロのシェアということです。圧倒的ですね。

  • 無煙タバコ ~U.S. Smokeless Tobacco Company~

近年、大きく拡大している無煙タバコ事業にも当然参入しています。

「コペンハーゲン(Copenhagen)」や「スコアル(Skoal)」といったブランドが人気だったようです。

また、日本でも人気の「アイコス(iQOS)」も販売しています。

また、戦略的投資分野としていますが、「on!」というスヌースという種類のタバコも販売しています。(どうやら、タバコ葉入りの小さな袋を口に含んで、ニコチンを口腔内から吸収するもののようです。)

  • ジョン・ミドルトン ~John Middleton~

パイプタバコや葉巻も扱っています。

人気ブランドは「ブラック&マイルド(Black & Mild)」です。るるろいは、タバコは吸わないのですが、葉巻だけは少し憧れています。笑

アルコール事業

  • ステ・ミシェル・ワイン・エステーツ ~Ste. Michelle Wine Estates~

高級ワインを製造している会社です。米国トップ10に入る高級ワイン生産会社のようです。

  • アンハイザー・ブッシュ・インベブ ~Anheuser-Busch InBev~
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戦略的投資という位置付けですが、ビール会社にも投資しており、実に10%の株式を取得しています。アンハイザー・ブッシュ・インベブは、日本でも有名な「バドワイザー(Budweiser)」や「ヒューガルデン(Hoegaarden)」や「コロナビール(Corona Extra)」などの銘柄を販売している会社です。

投資会社事業

フィリップ・モリス・キャピタル・コーポレーション(Philip Morris Capital Corporation)は、主に米国内外の航空機や発電所や不動産などのリース資産を管理する投資会社です。

その他

アルトリアでは、「大麻」事業にも投資をしています。カナダのトロントに本社を置く「クロノス・グループ(CRONOS GROUP)」の株式45%を取得しています。現在のコアであるタバコ事業に隣接する分野であり、今後の成長に期待しての投資のようです。

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いかがだったでしょうか。振り返ってみると、タバコ/アルコール/大麻などのディープな分野にガッツリと取り組んでいる企業でした。良い悪いは置いておいて、JTとは企業イメージが全然違いますね。笑

規制こそ怖いですが、ある意味決して無くならない領域で事業をしているので、ハイリスクですが、投資を検討してみるのはありかもしれないと個人的には思っています。

※記事は、一般的な情報提供のみを目的としたものであり、投資家に対する投資アドバイスをするものではありません。

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